合宿に行って来ました。バスに揺られて8時間、長野はとても涼しかったです。

3年生にとっては今回が最後の合宿で、一人の先輩がことあるごとに「こうして
みんなと○○するのもこれが最後かあ」なんて言うものだから、何をするにも
若干の寂しさがついてまわりました。第一印象が悪くて、「この人達とは多分
仲良くなれないなぁ」と思っていたのに、今となってはこんなにも離れがたい。
誰かと長い時間を共にするのは、本当に大切なことなんだと感じます。

ソフトボール大会をして、バーベキューをして、花火をして、楽器を弾いて、
時間はあっという間に過ぎて行きました。最終日前日は、朝から、今年の残りの
イベントでステージに立つバンドを決めるオーディションを行い、飲み会を経て
そのまま夜通しでスタジオライブです。総数40近くのバンドが入れ替わり
立ち替わりで演奏する中を、みんなでお酒を飲んで踊る、合宿恒例のメイン
イベント。全員すでにアルコールが入っていて、しかもオーディションのような
緊張感もないので演奏は荒いけれど、その分すごく気楽で、とても楽しいのです。

いつもの曲をいつものバンドで演奏する先輩たちを見ていると、涙が急に込み
上げてきました。でも、先輩の引退の前に泣いてしまうのはまだ何か勿体ない
気がしたので、僕はただ下を向いて、ずっと身体を揺らしていることにしました。
前年度の引退式で、咽び泣く先輩達を見た時には結構醒めていたのに。こうして
1つ上の先輩の引退を目前にすると、心境は全く違います。引退式とか絶対泣く。
ボロボロと涙をこぼす自分が今の時点で簡単に想像できて、少し恥ずかしい。