心太


大学卒業を受けて1人暮らしをしていた友人が続々と実家に帰って
行くので、「最後に」って感じの集まりが最近とても多いです。

昨日もそんな感じでみんなでお酒を飲み、終電を失った友人たちが
僕の家に泊まっていったのですが、そのままほぼ睡眠をとらずに
翌日の朝から酒を飲むというよく分からない流れになって、今日は
結局午前中から夜中までアルコールを摂取し続けていました。

おつまみはなしで、あるのは諸々のお酒と会話だけだったんですが
それでもずっと楽しかったのはやはり4年間をともに過ごしてきた
面々だからだと思います。あと数日でこんな生活もできなくなると
思うと寂寥感がこみ上げてきてなりません。

潰れたやつの鼻の下にわさびを塗ったり、同じ便器に5人で一斉に
放尿したり、泥酔して女の子に苦笑いされたりみたいな事をもっと
ずっとしていたい。多分最後のやつは社会人になってもできるけど
会社の飲みの席でやっちゃうと上司の人が怖いからやっぱり今の
ままがいいのです。

最近よく思うのは時間ってのはところてんみたいだなってことで、
僕たちは押し出されるように年を重ねていくのです。まあ最終的に
人生が酢醤油みたいな酸っぱくて辛い味付けになるのか、黒蜜
みたいな甘い味付けになるのかは、まだ分からないんですけど。
(何か上手いこと言おうとして失敗したので反面教師にして下さい)