2月が終わったので日記を書きます。

・追い出しコンサート
 引退したサークルの卒業ライブがありました。
 外のお客さんを呼ばずに内々で食べ物を持ち寄ったり、演奏の傍ら
 鍋を囲んだりしていたので、とてもアットホームなライブでした。
 
 本番前は毎日4時間くらいスタジオに籠もって練習漬けだったので
 みるみるベースが上達していきました。おそらく現役の時よりも
 充実していたのではないかと思う。自分でもそれはどうかと思う。


・卒業旅行
 愉快な仲間7名と車で長崎と広島に行きました。実家で父の車の
 バンパーを破壊してから随分長い間車の運転をしていなかったのに
 いきなり高速道路を走ることになって手汗をだらだら流しました。

 長崎は中華街の角煮まんがもう本当に美味しくて1口ごとに放心
 状態でありました。あと女の子が全員可愛い。街行く妙齢の女性の
 全てが美しいというのはそれだけで移住を検討せざるを得ません。
 食べ物も美味しかったし、日本一傾斜の多い街並みに和洋中全てが
 凝縮されている様子は情緒に溢れていてとても新鮮でした。

 広島はホテルではなく友人の実家にお邪魔させていただきました。
 300の檀家を抱えるすっげーでっけーお寺。庭園は雪舟の設計で
 池には鯉が泳いでいるし、まるでサマーウォーズのお屋敷でした。
 とりあえず向こう60年くらいはもし家がなくなってもこの友人を
 頼ればなんとかなりそうです。就職先としての寺。おっさん小僧。
 翌日食べた広島焼きもとても美味しかったです。

 旅行先のイベントはイベントで面白かったけれど、やはり1番心に
 残っているのは移動中なりなんなりで友人たちと交わした会話や
 行く先々で行った悪ふざけなのです。2泊4日の強行日程の中でも
 ずっと笑っていた気がする。ああ。楽しかった、そして寂しい。

 あと財布も寂しい。質量を伴って寂しい。寂しさで死ぬ。リアルな
 感じ、生活費とかそういう現実的な寂しさで死ぬ。
 
 僕たちのうさぎ年はまだ始まったばかりだ!