ふしぎ発見


彼女や友達が泊まりに来たり、旅行や合宿などの他人がすぐ近くにいる環境で
床に着くと、そういった状況に不慣れなせいか、よく情緒不安定な夢を見ます。

情緒不安定な夢というのはこの場合、ものすごく悲しい夢とか、ものすごく
愉快な夢のことで、そういった夢を見た時は大抵泣きながら目を覚ましたり、
自分の笑い声で目を覚ましたりします。目覚めた後は「なんだかものすごく
悲しい(もしくは楽しい)夢を見たような…」という漠然とした感覚だけが残り、
夢の内容そのものを覚えていることはほとんどありません。

ゴールデンウィークというわけで、昨日は彼女が遊びに来ていました。
夜も更けて2人して眠りにつき、深夜。ベッドの上で突然僕は噴き出しました。
例によって、愉快な夢を見たせいで、夢の中の僕だけでなく現実の僕まで
笑ってしまったのです。僕のいきなりの笑い声で彼女も起きてしまいました。

彼女 「どした?」
僕  「おもしろい夢見た」

昨日の僕は珍しく夢の内容を覚えていました。
目覚めた直後に彼女に尋ねられたからかもしれません。

彼女 「どんな夢?」
僕  「野々村真が喪服着てデカイ犬に追いかけられてる夢」

シュール。