僕は僕の夏を浪費しない


久しぶりにキーボードを叩きます。

サークルの夏合宿のため長野へ1週間おり、その後京都に帰ってから彼女と
4日過ごしました。合宿もデートも楽しかった。主要イベントを終えて、
もう既に夏が終わった気がします。最近朝夕もかなり涼しくなってきてるし。

サークルの合宿は今回が最後だったので、非常に感慨深いものがありました。
もうみんなと一緒に、夜通し大きな音の中で暴れることはないのだと思うと
とても寂しいです。このままあっという間に引退、という風になるのかな。
オーディションはバンド3つ中1つが受かって、残り少ないライブに向けて
また練習が始まります。時間は容赦なく過ぎていく。悲しいなー。

彼女とは映画を見たり、恒例の文化財デートをしたりして過ごしました。
映画はサマーウォーズを鑑賞して、僕はキングカズマに惚れました。クール。
作中で出て来た花札を2人で勉強しようと誘ってみましたが、彼女はあまり
乗り気ではないようでした。相変わらず、死ぬほど負けず嫌い。「だって
負けるの嫌だし」って、そりゃどっちかが勝つし、どっちかは負けるよ!

清水寺は小学校の修学旅行以来でしたが、舞台の上は涼しく、見晴らしも
良くて予想以上に楽しめました。古い建造物というのはなぜあんなにも落ち
着くのでしょう。真っ暗な中を手探りで歩く随求堂の胎内巡りも、デートの
いいスパイスになりました。願い事はなんでも叶うそう。太っ腹な仏様です。

デートの終わりには中国人の観光客一家に道をきかれ、同じバスに乗って
祇園まで帰ってきました。そういう雰囲気があるのかなんなのか、僕らは
デート中に見知らぬ人と交流することがやたら多いです。特に彼女は放って
おくと信じられない頻度で他人に話しかけられるので、地元オーラのような
ものが出ているのかも知れません。

今回連れ立った一家は父母と僕らと同い年かそれ以上の3姉妹という構成で、
3人の娘さんはみんな浴衣を着ており、涼しげでした。彼女が次女さんに
とても気に入られ、バスの中ではアップで写真を撮られたりしていました。

次女「あなたかわいい」
彼女「ありがとうございます」
次女「(彼女が可愛いので)しあわせですね」
僕 「お陰さまで」

こんな感じで。彼女がテンパっていて面白かった。

明日は教習所に行き、バイトがあります。両方久しぶりなのでミスしないか
心配です。明後日から町内会主催のお祭りがあるらしく、会場である近所の
公園がにわかに華やかです。夏が過ぎていきます。夜が涼しいのです。