最近、見ず知らずの人が目の前で物を落としたり何かに躓いて
転んだり、また外国の人に呼び止められて道を尋ねられたりと、
外出する度に何らかの人助けのきっかけ的出来事に遭遇します。

1週間の中で落し物目撃が3回、転倒目撃が1回、道尋ねられが
1回。落し物も転倒もとても至近距離で、偶然でしょうけども
短期間に重なると何か裏があるのではないかと考えてしまいます。

例えば、もしかしたら神様かもしくは正体不明の大きな組織が、
この1週間を使って僕の人としてのレベルを査定しているのでは
ないか、とか。目の前で起きた出来事に適切に対応出来るか、
みたいな、大掛かりな状況判断テストが行われていたとしたら、
と考えると、何か変にそわそわした気持ちになります。

落し物は2回落とし主に声をかけることが出来ましたが、1回は
人混みの中だったというのもあり、タイミングを逸してスルーして
しまいました。転んだのは若い女の人で、結構すぐ立ち上がって
またさっさと歩き始めたので何も出来ませんでした。京都のことは
まだ全然知らない上に僕は方向音痴のため、外国の人に道を教える
なんてことも出来ませんでした(とりあえず謝りました)。

…ということは5の2、打率でいうと4割ですが、落し物を拾って
渡すことより転倒した人を気遣う方が難易度が高く、また、転倒
した人に声をかけるより外国人に道案内する方が難しいため、
配点?も難易度に合わせて高くなっていたりしたら嫌だな、しかも
もしかしたら僕が気づいてないだけで、誰かを助ける機会はもっと
他の場面でもあったかもしれないな、なんて僕は思い始めます。

そして、今度からはもっと人のために能動的になろうという結論に
達するのですが、あー、この向上心は根本的に間違ってるよなぁ。